ほんとは簡単!楽しい楽器選び! #2 アコースティックギター アコギは怖くない!編
こんばんは!
猫の目バンドの茶々ギター担当、木場でございます。
今回から各楽器の特徴とか、選ぶときのポイントとかちょっとだけエラそうに!
ご説明していこうと思います!
まずは木場および石尾団長殿が弾いてる楽器!
色んな楽器ある中でも演奏者人口が恐らくダントツに多い楽器のひとつでしょう。
(以下アコギ)
について!
今回は、超ビギナー級。
アコギを買う以前の問題。
アコギに対する不安意識を払拭したいと思います。
まず見たことない人、どんな楽器だか分からない人いませんよねきっと。
木箱に竿つけて弦はってボヨーン!
以上。
あっ、ごめんなさい石投げないで!
要は電気で音を大きくするエレキギターと違い、箱が鳴って大きな音が出る「生ギター」です。
原始的なのにみんな大好きな楽器のひとつ。
弾き語りでも、難しそうだけど独奏でも楽しそう。
ピアノと違って持ち運べるし、色もいろいろ。
抱えた姿がかっこいい。モテそう。
色々人によって抱いた感想があると思います。
フォークおじさま、ストリートライブやってる若者、耳の穴が多いロックスターから関西弁剛毛メガネポップシンガーまで、老若男女問わず本当にポピュラーな楽器。
の割に、挫折したって人の話、ききません?
「F押さえられなくてさー」とか。
ギターを始めたいけど踏みとどまっている人の話を聞くと出てくるのがこのへん。
①弦は硬くて指が痛そう
②覚えること多そうだし何からやればいいか分からない
③楽器屋さんってガラ悪くて怖そうだし声かけられない
あれ…なんだかやっぱりアコギってハードルの多い楽器なんだ
…とお思いのアナタ!
そんなことありません!
以下、木場の実体験を交えつつ誤解を解いていきます。
①ちゃんと調整されたギターは案外簡単に押さえられる
親が若いときに使ってたギターは丸太のような太いネック(竿部分)が弓なりに反ってた上に弦高も超高くで、木場も木場の兄も挫折しました。今、木場が使っている楽器はフツーに兄もらくらく弾けます。
なぜでしょう?
ギターが弾きづらい場合、大体の原因はネックが起きているか、弦の張ってある高さ(弦高)が高いかです。ネックの反りが原因なら買うときに楽器屋さんでバチっとメンテしてもらったり、買った後もメンテを定期的にしてもらえば、案外指の筋トレとかやらなくても普通に弾けます。
工場出荷時に弦高が高い楽器は、楽器屋さんの修理カウンターで「弦高下げてください」と言うと、お金と時間はかかりますが、劇的に弾きやすくなりますよ。
万が一どうしても押さえられなければ、中がナイロンの糸になっていて柔らかい「コンパウンド弦」という弦があります。コレに張り替えると押さえやすいですよ!
あとは、ネック(竿部分)の太さだけでなく長さも楽器によって違うことがあり、短いとその分張りが弱く押さえやすいです。
このへんはまた次回詳しく。
②コードの少ない曲をまず一曲弾いてみよう
コードは見た目で覚えていけばいいんです。
全ギタリスト中楽譜が読めるギタリストは半分に満たない(木場調べ)し、それでもカッコよければOKな楽器です。最初から全部覚えようとせず、まずは好きな曲に使われているコードだけ調べて押さえてみましょう。
最初はリズムなんて刻まないでOK!
コードだけならギターって案外簡単に1曲弾けるんです。
で、これに味を占めて好きな曲をどんどん弾いてみる!
だんだんリズム感を出してみたり、空いている指で細かなフレーズを絡めてみたり、どんどん工夫していきましょう。
ギターって、早い段階で手元を見ないでも手の形でコード弾けるようになる「習うより慣れろ」な楽器です。事実眼鏡っ子なギター二人は過去に眼鏡落としたり、ほとばしる汗が目に入って何も見えない状況で演奏してます。
だいじょぶ簡単、じゃないとこんなにみんな弾いてないって!
でもちゃんと奥は深いぜ。
③楽器屋さんは怖くない
楽器屋さんは恥ずかしがり屋だけど仲良くなるとやさしい人たちだよ。※
どうしても楽器屋の店員という人種が好きになれない人は通販を利用しましょう★
はい、いかがだったでしょうか。
まずは自分が一番よく弾く楽器ということで、
「アコギのアレが怖い」
「アコギはあれが大変そう」
「店員ゴツいしガラ悪いし怖い」
みたいな始める前の漠然とした不安を、自分の体験をもとに「そんなことないよ!」って説明しつつ、「こんな感じだよっ」っていうのをなるべく感じて頂けるようがんばったつもりです。
説明がどうにも長くて、まとまりに欠ける気もしますが、ギター始める手前で立ち止まっている人の背中を少しでも押してあげられたらうれしいです。
ギターは友達!怖くないよ!
ギター歴20年オーバーの猫の目団リードギター木場でした。